どうも、あきらめない!がモットーのsolabotです。
Google AdSenseで「アダルトなコンテンツ」がいけないのはわかっているけど、具体的にどの程度がダメなのかって分かりづらいですよね?
この記事では、ポリシー違反を実際に解消した例から違反を回避するポイントについて記載していきます。
アダルトなコンテンツ概要
違反の通知
この手のポリシー違反をしてしまうと、Googleからメールで「警告」や、「広告配信の制限」が告げられます。
主に、「アダルトなコンテンツ(性的な内容)」や「アダルトなコンテンツ(性的な商品)」などの違反項目として通知が届きます。
思い当たることがあれば違反なのでしっかりと修正しましょう。
しかし、「え?どこら辺が?」と思う方もいると思います。
初めてでなくてもこういった違反の通知が来てしまうと焦りますよね。でも基本的に修正は可能なので安心してください。
具体的なポリシー違反項目
アドセンスには守るべきポリシーやガイドラインが存在しており、今回は以下のパターンに該当しています。
性的なコンテンツ
以下のようなコンテンツが含まれます。
- ヌードを含むコンテンツ
- 性的に満足させる、性的なものを暗示する、または性的刺激を目的とするコンテンツ例: 乳房、臀部、股間の拡大表示、衣服が透けて体が見えるシースルー、体の性的な部位をぼかしで加工したもの、誘惑するようにポーズを取ったり服を脱いだりしている男性や女性の、塗りつぶしなどで加工された画像
- 性的なフェチについて扱っているコンテンツ例: 盗撮、ロールプレイ、ボンデージ、支配と服従、SM
- 性的なエンターテイメントに関するコンテンツ例: ポルノ映画祭、ウェブカメラを使ったアダルト サービス、ストリップ クラブ
- 性的な商品を宣伝するコンテンツ例: 成人向けのおもちゃ、個人用潤滑剤、性欲増強器具
- 不倫や浮気、性行為を促すコンテンツ例: 不倫や浮気、スワッピング、性行為、出会い系サイト
- 性的な能力に関するアドバイスを提供するコンテンツ例: 性行為のヒント
- 性欲増強剤やサプリメントを宣伝するコンテンツ例: ED 治療薬、性欲増強サプリメント
ポリシーやガイドラインは膨大にありますが、基本的には一般常識を守っていれば違反することはありません。
しかし、意図せず違反を行ってしまうこともありますし、何より、あなたの収益に関わる問題なので、最低限注意しておくべき項目のみ頭に入れて起きましょう。
違反画像の具体例
違反の具体例を紹介していきたいのですが、他の方のサイトでも実例は言葉のニュアンスを変えたり、画像など直接的には表示できなかったりとイメージがつきにくいと思います。
かといって、このサイトでも直接は掲載できないので、間接的に公開します。
大人気小倉優香さんの記事
まず、一番気をつけるのは「女性の肌が露出した画像」。
以下の画像はサムネイルの為のアイキャッチに設定した画像でこれ自体は問題なし。
トレンドを意識して雑誌の表紙を飾るような女性などをまとめたサイトを運営していた際に以下のような画像で違反を受けています。
以下の画像はNGです。明らかに水着の画像ですから分かりやすいですね。
しかし、別の記事でも似たような件がありましたが、これは正直グレーゾーンぐらいに考えていました。
しかし、Google的にはアウトな画像と判定。それが以下です。
桃月なしこさんの記事
これがダメなのかな?と思い当たる画像を削除して広告配信が再開されたのが以下のものです。
少し胸元が開いていたようです。
Googleの人間によるチェックはかなり厳しいのです。
伊藤桃々さんの記事
この記事では胸元も開いていませんが、全体的なシルエットがNGだったようです。
NG画像違反の解消法
正直これらの画像に関しては削除しかないです。
もちろんトリミングなどを利用して、怪しい部分をカットしてもOKになる可能性がありますが、再審査のスケジュールが分かっていれば普通その選択はしないでしょう。
そこまでその画像が必要な記事であればアドセンスで収益を得られるような記事ではないということになります。
NG文章の具体例
次に「言葉」。直接的な言葉は自身で入力はすることはなくても、引用した文章に実はNGワードやグレーゾーンな内容が含まれていることもあるので注意です。
大前提として少しでも心配するような文言であれば、「使わない」のが一番です。
以下、他サイトからの抜粋ですがアダルトなサイトに出てくるような言葉は一切NGです。
NG文章違反の解消法
記事をなめまわすように読み込んで、少しでも怪しいと思ったら、言い換えてみたり、段落ごと削除してしまうなど対処しましょう。
その際、サイト内で同じ言葉を使っていれば、いつか違反と判定されてしまうかもしれないなど、せっかく広告が再表示されても改めて制限されるリスクがあります。
そのため、怪しい言葉を修正する再は、サイト内の全ての文字列で置換を行ったほうが良いです。
「Search Regex」を使えばサイト内の記事の文章を一括で置き換えることができます。現在の文字を別の文字に置き換えるだけでなく、置き換え後の文字を空白にすれば、文字を削除することも可能。
衝撃の事実
モザイクは違反?
1ヶ月かけて毎日再審査のリクエストを送信し、全ページで違反を解消した記録の中では、モザイクが入っている為NGというものがありました。
以下の画像です。
これは、いまや大人気の大原優乃さんの記事を書いたときに、「公式ツイッターはこちらから」という紹介する為に掲載したスクリーンショットです。
これのどこがいけないのかというと、「モザイク」でした。
どこにモザイクがあるか分かりますか?
これは、大原優乃さんの公式Twitterアカウントトップページに「おすすめツイート」として他のアカウントが表示される欄ですが、アイコンに水着があったため、念のためぼかし効果を施したものです。
Google AdSenseのポリシーでは、アダルトなコンテンツは「ぼかし」や「モザイク」の処理を施してもダメということで、それに当てはまったようです。
正直アダルトとは思えませんが
やはり、この画像を削除したら広告が再表示となっています。
目に留まるかどうか
車のスピード違反は、法で定められたスピードを少しでも越えた全ての車はその瞬間にすぐ捕まるかというと、そうではないですよね?
警察がその場にいないと捕まりません。
スピードを取り締まる機械もあり、制限を越えたスピードの車を探知したら写真を取って、ナンバープレートなどから後日取り締まるということも行っていますが、それでも全てのスピード違反を捕まえることは現状不可能です。
もちろん見つからなければ違反してもいいわけではありません。
なぜこの話をするかというと、本来なら上記のアカウントトップページのモザイク画像なんて、Googleの審査にも引っかからない内容です。
「別の違反項目」から、「サイト単位の違反」というステータスになってしまったことで、人によるとても厳しい目視の審査が必要になったせいで、このモザイクですら違反と判断されてしまったと思われます。
それが証拠に、サイト単位の違反がないサイトでは以下のようなページでも広告が表示されます。
正直こういったサイトでアドセンスの広告表示がされてもあまり意味はありません。
なぜなら、広告が表示されているのは、まだ、「Googleの人によるチェックが入っていないだけだから」であり、サイトがさらにアクセスされるようになったり、広告のクリック数が増えれば自然と審査担当の目に留まりやすくなります。
そんなことに時間を使うよりも、ポリシーやガイドラインに違反のない、ユーザーに利益のある記事を書き続けるほうが収益となります。
まとめ
グレーゾーンな内容は画像も文章も使わないことが一番安心です。
サイト内の全てのページをなめるように確認して、もしかしたらと思うものは全て修正すると良いです。
アドセンスの審査は「疑わしきは罰する」が鉄則なので、怪しい内容は徹底的にダメだと思いましょう。
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